酸っぱいパン(サワーブレッド)への道7 - あれ?できたぞ(笑)サワー種ができた!コツを記録します。
しまった…。
失敗続きで、写真を撮る気をなくしたら、
できた(笑)サワー種♪
焼けた♪
しかもいきなりインスタントドライイースト無しで成功。
写真撮っておけばよかったですー!
でもできたのでヨシとしてください。
何がよかったのかいまいちわからないのですが、
私なりの作り方をメモしておきます。
【サワー種が成功しやすいコツ】
うまくいく時は何もしなくてもトントンとできるのでここまで気を使わなくてもいいのですが、再度失敗の迷宮に入らないようにメモしておきます
- 種を作る容器は、透明か半透明で、入り口が広いほうがいい
おしゃれな瓶で作りたくなりますが(笑)、1000ml入るぐらいの四角いお弁当箱みたいなタッパや、お味噌を入れるような丸いタッパのほうがいいです。
透明のほうが、どれぐらい膨らんだか見えます。粉と水を入れて混ぜた後、なるべく平らにして、その平らな面に合わせて外からセロハンテープなどを貼り、現状での面の位置をペンでなぞっておけばよくわかります。
入口が広いほうがいいのは、空気に触れる面積が大きくなって酵母が呼吸しやすく育ちやすいうえに、何といっても混ぜやすいからです。通常サイズのゴムベラが余裕で入るし、瓶と違って入口が狭くなっていないのがいい。ちなみに四角いほうが、あとで別の容器に入れるときに角を使って流し入れやすいです。 - ライ麦は中挽がいい
細挽よりも酵母が育ちやすい。細挽でも育ちますがなぜか3日目から勢いが無くなることが多かったので。粗挽もおそらく育ちやすいと思いますが、ライ麦初心者には食べやすいかしらと。 - 水は水道水でもOK。湯冷ましならなおいい
カルキ(塩素)が無いほうが酵母が育ちやすいです。でも湯冷ましは沸騰したときに水の中の空気が抜け出てしまうので、酵母の呼吸のためには汲み立ての水道水もヨシ。 - 気温は23℃ぐらいがいい
やはり温度は大切です。あまり寒いと育ちにくいし暑いと育ちすぎます。その週のお天気や気温を見て、スタートさせたほうがいいでしょう。 - 足す粉(ライ麦や小麦)と水の量は、既に容器に入っている量と同じ量
足した粉は、酵母のエサになります。毎日どんどん酵母は増えているのに、面倒だからと毎日同じ量しかエサをあげていないと育ちにくくなります。(経験済みです。) - 粉と水を足すタイミングは基本的に12時間~24時間ぐらい
気温によって酵母の育ち具合が違うので、様子を見て2倍ぐらいふくらんだ時に粉と水を足せばいいです。育っていないときはそのまま待ちます。気温が低くて育たなかったときに、48時間放置してたら育ったことも(笑)。ただし育ちすぎてしまうと酵母の勢いが落ちて、戻るのに時間がかかるらしいので「12時間たってないけど3倍ちかく膨れてる!」なんてときなどは、もう粉と水を混ぜて下さい。育てている間に、ただ「混ぜる」というのはやってみましたがあまり効果は感じられませんでした。逆に空気が抜けて育ち具合がわからなくなってしまいました。
こんなところでしょうか。
ちなみに、私はいまのところ(今は4月です。)、容器や混ぜる道具の熱湯消毒はしていません(笑)。でも成功しています。
したほうがいいのでしょうが、手間をかけたのに失敗するとやる気がなくなってしまうので、カビが生えやすい季節ではないから「えいやっ」と、普通に洗ったものを使用しました。真似して失敗された方が出ましたらごめんなさい。
私は直前の失敗で、カビが出ずにおいも正常なのにぷくぷくと育たないだけだったという実績があったので、消毒を省略しました。
それでは次はいよいよ、種の起こし方を記録します。